human68k_manual:files:attrib
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実行例 | 実行例 | ||
複数のXファイルを結合・オーバーレイXファイルを作成する。 | 複数のXファイルを結合・オーバーレイXファイルを作成する。 | ||
- | BIND /O TEST TEST1 TEST2 | + | < |
TEST1.XとTEST2.XというXファイルを結合してTEST.XというオーバーレイXファイルを作成します。なお、拡張子" | TEST1.XとTEST2.XというXファイルを結合してTEST.XというオーバーレイXファイルを作成します。なお、拡張子" | ||
既存のオーバーレイXファイルに別のXファイルを追加する。 | 既存のオーバーレイXファイルに別のXファイルを追加する。 | ||
- | BIND TEST TEST3 TEST4 | + | < |
既存のオーバーレイXファイルTEST.XにさらにTEST3.XとTEST4.Xを追加します。 | 既存のオーバーレイXファイルTEST.XにさらにTEST3.XとTEST4.Xを追加します。 | ||
オーバーレイXファイルの中に入っているXファイルを見る。 | オーバーレイXファイルの中に入っているXファイルを見る。 | ||
- | BIND TEST /L | + | < |
オーバーレイXファイルTEST.Xに含まれているXファイルを表示します。"/ | オーバーレイXファイルTEST.Xに含まれているXファイルを表示します。"/ | ||
オーバーレイXファイルから特定のXファイルを削除する。 | オーバーレイXファイルから特定のXファイルを削除する。 | ||
- | BIND TEST TEST3 /D | + | < |
オーバーレイXファイルTEST.XからTEST3.Xのファイルを削除します。"/ | オーバーレイXファイルTEST.XからTEST3.Xのファイルを削除します。"/ | ||
オーバーレイXファイルから特定のXファイルを取り出す。 | オーバーレイXファイルから特定のXファイルを取り出す。 | ||
- | BIND TEST TEST2 /X | + | < |
オーバーレイXファイルTEST.XからTEST2.Xのファイルを取り出します。 | オーバーレイXファイルTEST.XからTEST2.Xのファイルを取り出します。 | ||
テンポラリファイルのパス名をドライブC:に指定して、オーバーレイXファイルを作成する。 | テンポラリファイルのパス名をドライブC:に指定して、オーバーレイXファイルを作成する。 | ||
- | BIND TEST TEST2 TEST3 /T C:\ | + | < |
BINDコマンドを実行すると、テンポラリというコンピュータが処理をするための作業領域が必要になります。それがフロッピーディスク上であったりした場合に、容量が足りないとか、実効速度が遅い等の理由によって、RAMディスクやハードディスク等にテンポラリ先を指定したりすると便利ということです。 | BINDコマンドを実行すると、テンポラリというコンピュータが処理をするための作業領域が必要になります。それがフロッピーディスク上であったりした場合に、容量が足りないとか、実効速度が遅い等の理由によって、RAMディスクやハードディスク等にテンポラリ先を指定したりすると便利ということです。 | ||
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以下私の知識が足りないのでマニュアルを抜粋。m(-_-)m | 以下私の知識が足りないのでマニュアルを抜粋。m(-_-)m | ||
+ | |||
" | " | ||
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DOSコールの_execファンクションコールで、MDの下位バイトに0(ロードおよび実行)、1(ロードのみ)、3(特殊なコード)、MDの上位バイトにモジュール番号を与えてコールします。通常のXファイルの場合、モジュール番号は0であり、オーバーレイXファイルでも最初に結合したファイルが0、次のファイルが1・・・・・となります。詳しくは「C Compiler PRO-68k」のマニュアルを参照して下さい。 | DOSコールの_execファンクションコールで、MDの下位バイトに0(ロードおよび実行)、1(ロードのみ)、3(特殊なコード)、MDの上位バイトにモジュール番号を与えてコールします。通常のXファイルの場合、モジュール番号は0であり、オーバーレイXファイルでも最初に結合したファイルが0、次のファイルが1・・・・・となります。詳しくは「C Compiler PRO-68k」のマニュアルを参照して下さい。 | ||
- | TEST.Xの中にTEST1.X、TEST2.X、TEST3.Xが入っているときにそれぞれをロード及び実行するときは、 | + | |
- | TEST1.XならばMDは$0000 | + | * TEST.Xの中にTEST1.X、TEST2.X、TEST3.Xが入っているときにそれぞれをロード及び実行するときは、 |
- | TEST2.XならばMDは$0100 | + | |
- | TEST3.XならばMDは$0200 | + | |
+ | | ||
+ | |||
となります。したがって、 | となります。したがって、 | ||
- | TEST | + | * TEST |
と入力したときは、TEST1.Xがロードおよび実行されることになります。ですから、TEST1.Xでは_exec ファンクションコールを利用して、TEST2.XやTEST3.Xをロードおよび実行するように作成すればよいわけです。 | と入力したときは、TEST1.Xがロードおよび実行されることになります。ですから、TEST1.Xでは_exec ファンクションコールを利用して、TEST2.XやTEST3.Xをロードおよび実行するように作成すればよいわけです。 | ||
- | TEST.Xの中にTEST1.X、TEST2.X、TEST3.Xが入っているときにそれぞれをロードするときは、 | + | * TEST.Xの中にTEST1.X、TEST2.X、TEST3.Xが入っているときにそれぞれをロードするときは、 |
- | TEST1.XならばMDは$0001 | + | |
- | TEST2.XならばMDは$0101 | + | |
- | TEST3.XならばMDは$0201 | + | |
となります。 | となります。 | ||
+ | |||
また、次のようなエラーメッセージが表示されたときは、ディスクの空き領域が足りないためにテンポラリファイルが作れません。充分な空き領域のあるドライブなどにテンポラリファイルを作るようにパスを指定して下さい。パス指定は前述の/T<パス名>またはTEMPコマンドで行えます。 | また、次のようなエラーメッセージが表示されたときは、ディスクの空き領域が足りないためにテンポラリファイルが作れません。充分な空き領域のあるドライブなどにテンポラリファイルを作るようにパスを指定して下さい。パス指定は前述の/T<パス名>またはTEMPコマンドで行えます。 | ||
テンポラリーファイルが作れません。" | テンポラリーファイルが作れません。" |
human68k_manual/files/attrib.1280997610.txt.gz · Last modified: 2019/08/27 20:44 (external edit)